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子供の深爪矯正と心の発達

今日は休日でしたが問屋さんが20%オフセールということで行ってきました。

そんなに買う予定もないし1〜2万円くらいかな、と思ったらなんだかんだ5万円以上の仕入れ。1万円ちょっとは普段より安く買えましたが、またもや新色やらなにやら買う予定のなかったものまでついつい買ってしまいました。(だからうちはカラーが豊富です。笑)

 

さて、今回は「子供の深爪矯正について」です。

子供は何歳から施術してもらえますか?など
時折お問い合わせいただきます。

子供の爪はまだ成長段階で薄かったり
ジェルなどのネイルをするには適していると言えません。
(市販の爪を削らず剥がせるものなどはいいかもしれませんが。)

何歳以下はしてはいけない、ということはないのですが、
当店では中学生以下(15歳未満)のお客様には深爪矯正は基本的にお断りします。

お子様が噛み癖があると不安になられる親御さんも多いかと思いますが、爪に関して言えば歯科矯正などとは違い「早い方がいい」ということはありません。

ただ単に爪が気になって噛むことが癖になっていたり、
周りの人の真似をしていたり、
特に意味もなく自覚もない可能性があります。
爪を噛むのは精神を安定させストレスを低下させ、集中力を高める効果があるそうです。

深爪矯正を5年以上やってきて思うのは、
矯正するから治るのではなく
・爪が綺麗になる喜び
・美容としてのネイルを楽しめる喜び
というのを体感することで綺麗になっていくと感じています。

こういった点でも、ある程度の心の発達は必要であると考えます。

どんな習慣にも言えますが、
「習慣を変える」というのは大人でも大変で
そこにはポジティブな刺激や
自分のお金と時間をかけることや
本人が自分の意思と向き合ったり
様々な工夫が必要だったりします。

なかなか変えられないのであれば、
本当に変える必要があるのか?
その習慣を変えることでどんな自分になりたいか?
どんなメリットがあるか?と、
明確にしていく必要もあるかもしれません。
ある程度は本人の意思が必要ということです。

以上の理由から、子供の噛み癖が深爪矯正で治ると理論付けができないのでお断りしています。矯正で付けたネイルを噛んだり剥がして、破片を飲み込んでしまっても危ないです。

噛み癖はある程度の年齢になると自然とやめられる子も多いようで、それまでは見守ってもいいかもしれません。

矯正以外の方法で、心配しすぎず、安心させるコミュニケーションを考えてみてください。

「ネイルケアタイム」と言ってお風呂上がりなど、
「◯◯ちゃんの可愛い大事な爪を綺麗にしようね」と言って
口に入っても大丈夫なオイル(天然オイル)などをつけてマッサージしてあげるコミュニケーションもいいかもしれません。
「大切な◯◯ちゃんの、大事な爪」と言葉で伝えてあげるのもお子様にとってポジティブな刺激になることでしょう。

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